イギリス食器 Burleigh(バーレイ)の魅力
イギリス在住時代にハマったのは食器集め。
特にBurleigh(バーレイ)が大好きでした。
バーレイといえば!の定番デザイン「ブルーキャリコ」。
一番最初に揃えたのはこのシリーズでした。
淡いブルーのシリーズとどちらにするか迷いましたが、見れば見るほどブルーキャリコに惹かれて。
次に揃えたのはこちら、「ピンクアジアティックフェザンツ」。通称ピンクバーレイです。
娘の3歳のお誕生日会をするにあたって、娘が大好きなピンクをテーマに選んだ食器です。
お誕生日会準備中写真
雛祭りのお祝いでもよく使っていました。
2段式のケーキスタンドまで買ってしまい、、
帰国後はほぼ組み立てることもなく仕舞ったままですが😅
正直、イギリスに住むまではバーレイのことは全く知りませんでした。
ロンドンのデパートで初めて見た時も、なんだか最初はピンとこなくて。
ウェッジウッドなど、洗練された都会的なデザインと違って、バーレイは無骨で田舎っぽい、なんて感じていたのです。
が、しかしです!
友人の家に遊びに行った際、今日はお天気が良いからお庭に移動しましょう、ということになり。
お庭で優雅にバーレイのティーセットでお茶をいただいたのです。
その時に「なんて愛らしい!!」と電流が走りまして(笑)
なんでしょう…。木目のテーブル、揺れる木々や花たちと絶妙にマッチして、とにかく素敵だったんです。
自然の中に溶け込んでいて、全く違和感がないというか….。
バーレイ社は現在でも「銅板転写」と呼ばれる昔ながらの製法を続けています。
200年前にイギリスで生まれたこの技術は、かつては一般的な製造方法だったようですが、当時と同じ伝統的な方法で製造しているのは、現在ではバーレイだけになっているそう。
だからレトロな雰囲気が漂っているのかもしれません。
ロンドンの中心部は本当に都会だけれど、歴史的建造物はそこかしこにありますし、大きな公園がたくさんあって緑に溢れている。
イギリスだけでなくヨーロッパ全体に言えることかもしれませんが、新しいものと古き良きものがまさに混在している生活の中、しっくりと馴染むのはこういう食器なのだと思います。
分厚くて、食洗機でガンガン洗っても、少しくらいぶつけても(苦笑)、びくともしない頑丈さも魅力です。
揃え出すと他のシリーズも気になってしまって、帰国前にもう少し買い足すかどうかかなり迷いました。
でもティーセットって、日本の生活の中でそんなに使わないよね…、と抑えて抑えて。
結局それ以上は買わずに帰国しましたが、ブラックのシリーズはやっぱり買っておけばよかったかも、なんて今でも思ってしまいます。
やっぱり素敵!!!