人生における最良の選択とは?

「Life is a series of choices.」

上記シェイクスピアの名言にもある通り、人生って選択の連続ですね。

至極当たり前の話なのですがw

人生の分岐点となる大きな選択をいくつか行ってきた結果、誰しも一度は

「あの時ああしていたら…」

「あの時こっちを選べばよかったのでは?」

というような思いに駆られたことがあるのではないでしょうか。

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今から30年近く前のテレビドラマ「if もしも」

皆様おぼえていらっしゃいますでしょうか…?

有名な「世にも奇妙な物語」がスピンオフされたもので、タモリさんがストーリーテラーを担当されていた番組です。

内容としては、ストーリーの途中で2つの選択肢「A」と「B」が発生し、それぞれを選択した結果、それぞれどんな結果が待っているのかを描いたものになります。

基本的に「A」を選択すればバッドエンドとなり、「B」がハッピーエンドという構成が基本だったようなのですが、放送後期には両方ハッピーエンドやバッドエンドという物もあったようです(Wikipedia情報)。

 

人生における大きな選択。

一般的には進学、就職、転職、結婚、離婚などがあがってくるでしょうか。

自分自身の今までの人生を振り返ってみても、上記が大きな選択であり転機であったと感じます(離婚はまだ経験していませんが…w)

いくつかの大きな選択をしてきた中で、あの時違う道を選んでいたらどうなっていたかな…、と唯一思うのは、夫の海外転勤に帯同するために退職をした選択です。

やりがいを感じていた仕事、気の合う仕事仲間…。自分から辞めたいとは全く考えていなかったので、転勤に帯同せず日本に残って仕事を続ける道もありました。

子供が生まれて間もないこと。夫との関係。

「まだ0歳なのに父親と離れて暮らす4年間はこの子に良い影響は与えないはず。」

「自分ひとりで子供を育てられる?仕事と両立できる自信がない…。」

「離れている間に夫婦関係が悪化するのでは?心が離れて不倫や離婚に繋がってしまうかも。」

「英語を仕事で使えるくらい上達すれば帰国後も仕事をスムーズに始められるかもしれない。」

本当に頭が痛くなるくらい悩んで悩んで。

結局私は家族一緒に過ごすことを優先し、11年間勤めた会社を退職したわけですが…

ロンドンでの生活が私的には本当に辛く、早く日本に帰りたい、早く仕事をしたいと切に願っていた毎日だったので、誤った選択をしてしまったのだな…、と正直思わずにはいられませんでした。

その思いは過去記事にも綴っております↓

tomo-lab.hatenablog.com

辛かったロンドン時代、帰国後自分のキャリアと向き合い辛くなる今も、いつも頭を過ぎり、私を支えてくれるのは「if もしもタモリさんが語られていた下記一文。

『案外、人間というのは知らず知らず最良の選択をしているものなのかもしれません。』

確かドラマの中で、選んだ道の結果に不幸を感じた主人公が、違う方の道なら…と過去の自分に違う方の道を選択させるのですが、結果更に不幸になってしまう、という結末。そんなお話の後にタモリさんが上記一文を語るのです。

この一文を思い出すといつも私は救われます。

「あぁ、私はきっと最良の選択をしたに違いない。」

「ロンドンでの生活は、辛かったけれど一生ものと思える友人と出会えた。」

「とことん自分の苦手と向き合って自分を知ることに繋がった。」

「あの頃に戻りたいとは思わないけれど、良い経験であったことは間違いない!」

と、最後は前向きな気持ちになれるのです。

 

たらればを言って悩んでいても前には進めない。

同じ事象でもどう捉えるかは自分次第。

そう…。悩みもがきながら選択した道は、きっと自分にとって最良の選択なのです。

 

こんなことを考えながら…

ストレングスファインダーで「内省」と「運命思考」上位の資質ならではかなぁ、と笑ってしまいましたw

これからも大きな選択だけでなく、日々の小さな選択も、現在と未来の自分のために大切に選んでいきたいと考えています。