雑談は人生を好転させる

先日、何気なく見ていた勝間和代さんのYouTubeチャンネルで

『雑談は人生を好転させる』といった内容のお話を聞き、まさにそうだなぁ…と感じました。

家族や親しい友人との会話も楽しく、様々な情報に溢れていますが、ちょっとした知り合いとの何気ない会話の中でハッと気づかされたり目から鱗が落ちたり…

特に人生の転機となるようなきっかけは、親しい人というよりちょっとした知り合い程度の人付き合いの中から生まれるものだ、と実際に私が体感したお話をさせていただきたいと思います。

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約4年前、夫の転勤先であるイギリスから帰国することが決まり、帰国後は私は仕事を再開する気満々でした。

当時娘は4歳で、通っていた日系幼稚園のママ友ほぼ全員から
「帰国後は新しい住環境に馴染むまで、子供が新しい幼稚園に慣れるまでが大変。時期を見た方がいいんじゃない?」と言われました。
さらに小学校に入ると1年生の壁があり、働きながら子供のサポートをするのが難しいため、せめて2年生になってからの方がいい、とも。

じゃあ私が働くのは3年後?

夫の海外転勤に合わせて10年以上勤めた会社を退職し、本来自分がやりたいことを我慢していた4年間だっただけに、さらに家族に合わせて3年待つ…?、と想像しただけで気が遠くなりました。

私のイギリス駐妻時代(暗黒期)についての過去記事はこちら↓

tomo-lab.hatenablog.com

 

そんな時、ある友人(と言うか知り合い)から下記のようなことを言われたのです。

「日本に帰って新しい生活環境を整える時は、どうしたってそれなりにパワーがかかる。どうせパワーがかかるなら自分の思い描いている生活環境にいち早く飛び込む方がうまく回りだす。動きながら、自分で、家族で目の前の課題について考えていったらいい。」

かかりかけていた、いや、すでにかかっていたブレインロックがまさに外れた瞬間でした。

『そうだ!時間は有限。一日でも早く自分のやりたいことに着手しなければ!!』

その後は働く前提で帰国後の保育園や幼稚園探しを開始。
帰国後も就活やら船便の整理やら種々手続きやら…で正直バタバタな日々が続きましたが、やりたいこと、なりたい自分に近づくためだと思うと不思議と苦に感じることはなかった気がします。
(というか、あの頃のことあまり記憶にありません…)

働き出してから2年後、娘が小学校に上がるタイミングでまさかのコロナ感染拡大問題勃発。

リモートワーク中心に切り替わったことで、小学校1年生の壁もなんなくすり抜け?、なんだかんだで今に至ります。

あの時、躊躇して自分のやりたいことにトライせずに鬱々と過ごし続けていたら…

そう考えると本当にあの時アドバイスをくれた知人には感謝せずにはいられません。

コロナ感染がまだ完全にはおさまっていない今、なかなか以前のようにいろんな人と立ち話、というわけにはいきませんが、書籍やブログ、TwitterなどのSNSを通じて、ハッとさせられることが日々多くあります。

後から思い返してあの時が転機だったなぁ、と思うこと。

そのきっかけって、実は誰かの何気ない一言だったりするのかもしれません。

私も誰かのそんなきっかけになれればなぁ…と思う今日この頃です^^